珈琲タイム

珈琲タイムに書いています。

「野村萬斎のアイデンティティ」

 

僕は不埒かなあ、と

欲が深いと言われることもある、と

 


【野村萬斎のアイデンティティ】ロングインタビュー (オデッサの階段

 

何をされていても大成されただろうと思います。

天賦の才と努力を惜しまない才能とを持ち合わせ人を惹きつける華がある。

 

先に伝統を継ぐという道があり・・・

 

この方の語る一言ひとことに今の私はどうしようもなく魂が揺さぶられます。

日本の国の美しさは、景観や残された芸術品ももちろんですが

 

人が国宝、という文化の奥の深さに、最もしびれます。

どの職場においても結局凄い人がいた所にドラマがあった。

 

トップだけではない。

俺らは底辺だ、

 

でもアイツは、本当に掃き溜めに鶴だなあ・・・

と酒席でも誰からも悪く言われない、いい仕事人がいたりする。

 

その人を中心に何かが動き始めると、

切り取りたいワンシーンのような快活さにひと時、誰もが全力投球をしたりする。

 

現場を変えた偉人を私も何人も見たように思う。

市井の人として歴史に名を残すこともないが、

 

一流の上を超一流というのだろうか。

お金でも名誉でもない、人を残す人、だそうです。

 

***

 

人の魅力は侮れない。

凄い人は財産だ。

 

私はこの方の大ファンにますますなりました。

生きているレベルは、遥かかなたではありますが、

 

舞台を観たい、感化され続けたい。

そして自分も頑張りたい。

 

「楽しみを何か持っても良いのではないか」

飛行機が苦手になりつつある嫁の切羽詰まった表情に、

 

夫がやり遂げたあとのご褒美を提案する。

 

何か、どこか行きたいところはあるか、したいことは?

優しい夫の言葉に、素直な私は

 

「戻ったら野村萬斎さんの狂言や舞台三昧で」

よし、わかりました。私の夫は凄い人・・・こんな包容力、泣けてきますね。

 

追っかけデビューだね

 

へ?

そういうのをおばちゃんの追っかけというのですよ。

 

横から誰かが余計なことを言う。

生きる元気をいただける、そんな高尚なことを追っかけとか言うな

 

追っかけをバカにしたらダメだよ。

へ?

 

「人のやりたいことを笑うな」 

チアダンで使われていた名セリフでしたね。

 

みな、なにがしら追っかけしているんですと。

まったくなんにも知らない世間知らずですみませんでした。

 

***

 

ハイレベルの不埒は、時に閉塞した時代の背中を押す

この方が語ると、不埒という言葉が次は何を観させて下さるのですか?

 

と、心が高揚していきます。

 

芸術の秋ですね。

追っかけの季節です。