珈琲タイム

珈琲タイムに書いています。

GW

GWを避けて、
車で遠出をしてきました。

 

緑がきれいでちょうど過ごしやすい旅の道のりでした。
お仕事時間まで、一時間あったので、
 
ホテルからとりあえず歩いて、
ふっと角を曲がると、商店街に出た。
 
嬉しくて、観光客気分で元気よく歩いていたら
ひときわきれいな刃物屋さんがありました。
 
國重
 
 
以前から包丁を買おうと思っていたので、店内へ入りました。
 
鎌を使う時、砥石と水を持っていく話をしたら、
 
ご主人から、
 
鎌の使い方、それでいいんです、
と、お墨付きをいただきました。
 
展示品がどの品もあまりにもカッコよく、時間を忘れてみていたら、
國重14代末孫とあるじゃないですか。
 
すみません、あれは?
すみません、こちらは?
 
質問、また質問。
丁寧にきちんとご説明下さる。
 
いやあ、飛び込みの客で、
なんとも無知のかぎりでしたが、
 
包丁も選んでもらい、砥いでいただきました。
貴重な時間となりました。
 
無事、仕事も終え、
 
家でカレー作りに包丁を使ってみましたぞ。
 
凄い、本当に凄い。
 
じゃがいもが入っている袋がすっと切れている。
 
皮をすう、すうとむいていく。
 
ニンジンが軽くとんとんとカットされていく。
 
いやあ・・・これまでしてきた家事がいかに虚しい重労働だったか。
 
ちょうどよい重さ。
 
刀先のとがり具合、
 
本来、生き物の命を奪うための刃物。
 
一瞬にして切り落とす刃の切れ味に
 
日本の刀職人の愛を感じましたね。
 
鈍ら包丁では食べ物になる食材がかわいそうですものね。
 
わずか一時間の空き時間に、
下調べもせず、
 
なんとも恵まれていました。
ご主人とのお話も深くて感動しました。
 
タイムスリップした感覚でした。
 
いい仕事をしなきゃ・・・
誠実に毎日を大切に過ごして、
 
少しでも良いものを次世代に残したいと切に思いました。
伝統を継承するというのは、
 
人の人生まるごとのリレーですから、
それも妥協のない
 
本物だけしか残っていけない、
ホンモノでも途絶える危機にだってあう。
 
時間を超えて
歴史を繋いで会えた品は、
 
顔と顔でお売りになるのでしょう。
 
使う側は、料理の腕が上がるだけではなくて、
 
職人さんの意識がうつるのか、
 
集中力があがります。
 
大切に、毎日、使わせていただきます。