友人が作ってくれたバームクーヘン

友人が作ってくれたバームクーヘン

 

高校生からの親友。

 

母親同士も友人だったことから、入学式の日、親の背中に隠れていた二人は自然と友達になっていった。

 

バス通学だった私に合わせて、バス停まで一緒に歩き、途中にあるJAZZ喫茶に週1回は寄る、という、ちょっと不思議なことをしていた。JAZZ喫茶に寄る日は金曜日、4人くらい集まってその日は行くというルーティン。

 

厚切りトーストと珈琲がセットで350円

 

椅子もおしゃれな一人座りのソファや、マスターと話せるカウンター席、4人座りの隅っこの席が私たち、JKの席。

 

時々、マスターがサクスフォーンを吹く。

折り畳みの椅子が加わり、小さなライブ会場のようにもなった。

 

そんな時でもJKたちは4人席の贅沢な椅子。350円×4人なのに。

 

JAZZがわかるかって?

 

雰囲気・・・

 

JKたちは、学校帰りの道では、あれがどうした、これがどうした、ときゃっきゃ、はしゃぎながら歩くも、大人の世界の一等席では、静かにJAZZを聞いていた。

 

誰もしゃべらない。マナーだけはおりこうさん。

 

***

 

 

 

今年の1月、東京へ戻る前に、友人が米粉でバームクーヘンを焼いたから持っていくね、と訪ねてきてくれた。

 

カットしたフルーツも用意して、空き家の一時的なステイライフに配慮してくれて、ありがたいかぎり。

 

優しいが時に男前な友人に心底、救われたことがある。

 

全部をひっくるめて、多くを語らなくても、ゆったりと珈琲タイムが流れていく心地よさ。

 

職場も同じになった頃があり、もう一人の友人と三人で決まったお店でランチタイムを過ごした。

 

食事に15分、珈琲タイムに15分、店内に座れる30分の貴重な休憩時間を、私たちは、暗黙のうちにも共有し合って珈琲タイムを味わい尽くしていた。

 

***

 

友人がバームクーヘンを皿に取り分け、私が珈琲を淹れる。

 

「あの店にこの前この子と行ったのよ」

 

「ランチ、もうやってなかったんじゃない?」

 

 

「夜、ホテルの人に、美味しいステーキが食べれるおすすめ店はありますか、って聞いたら、あそこをすすめられて」

 

「そうよ、だってTVでもよく紹介されるし、でもランチタイムしか行ったことがないからなあ。敷居高いんじゃない? 大丈夫だった? 天然だから大丈夫か、あはは」

 

「奥さんがママ友なのよ」

 

「そうかあ、良かったね。美味しかったでしょう」

 

 

行ったら、若い店員さんがもぞもぞ困った顔して、ずらーと用意されているテーブルの席を見せて、団体さんが7時に来店するから、と

 

まだ5時

 

30分で帰ります。

 

それならと奥の席を案内されて、子供と二人島のステーキとハンバーグを食べて、きっちり30分、さて帰ろうか、と・・・ところが奥さんが、久しぶり~、と声をかけてきた。

 

会話を楽しんでいたらあっという間に6時、

 

ピンと張りつめた空気、さすがに読めてきて、会計へ

 

「ごめんね~、次はゆっくりしていってね~」

 

「大丈夫、大丈夫、とても美味しかったです。ご主人によろしくお伝えください。お客様、観光客の団体さん?」

 

「佐々木朗希選手が来るの、ロッテの選手の皆さん、マスコミの人も数名」

 

 

「ええええ!! ごめんねえ、これからはちゃんと断ってねえ。私たち、急いで筋肉強くしなくていい人たちだからさ、後回しでいいのに~、やめて~、もういや~、許して~!」

 

***

 

 

「いやあ、恐ろしい。よく、まあ、天然・・・うーん、怖い」

 

さあ、食べよう、食べよう、

 

 

バームクーヘンは家の中でゆっくりと誰にも遠慮せずに焦ることもなく美味しくいただいた。

 

知ってれば、誰だってごり押し入店しないよね。

 

はあ、今、思い出しても、チム・ドンドンする。

 

 

 

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AI にやり直し命じられる昭和マダム

「男性ですか? 女性ですか?」

「女」

「・・・ 聞き取れませんでしたので、もう一度答えてください」

「女」

「・・・」

「あっ、女性」

 

寝起きの声は低音ボイス

おっちゃん声

ー悪いねえ、お姉ちゃん、わたし女子ですー

心の声

 

何度も問い直すAIに、

声でダメ出しされていると思い込んでいる寝起きの昭和マダム

 

なんのことはない。

聞かれた問いを選択してそのとうり答えるだけです。

 

あと何年、この地球上で暮らすのだろう。

一人だと乗り越えていける気がしない。

 

現金しか使えない。

 

子供が、母ちゃんも、ピッピッ、したらかっこいいのに、と煽ってくる。

 

器械、電気、電波、意味がわからない。

 

ブログ?

 

文章書いているだけです。

管理人は違います。

 

一人ではムリです。

 

 

 

 

女子会は朝マック

 

今週の女子会は朝マック

 

とても楽しそうな子供の顔を見ているだけで嬉しい。

 

小さな幸せ時間に感謝。

 

戦争の報道は見ているだけでも辛いですね。

 

物価高も加速するばかりで、時代がこれまでとは違う景色になってきました。

 

昭和世代、特に超田舎で育ったので、今の暮らしの豊かさが当たり前ではないと身に染みて知っているつもりですが、慣れは時に恐ろしい。

 

田舎の病院で同年齢の研修医が数名揃ったことがあった。

 

東大、慶応、九州、大阪、沖縄本島・・・

ちょうどその時、日本発の母子手帳について論文を書いていたので、

 

みんなで母子手帳と子供の頃の写真を持ってきて、ご飯を一緒に食べて同期会のようなことをしませんか、と声をかけてみた。もちろん皆大喜び。

 

慶応ボーイは、日本橋で撮った半ズボン姿が愛らしい写真と、有名な病院の出産記録が記載されている母子手帳も持参。

 

他の青年ドクターも意気揚々と母子手帳も写真も実家から取り寄せてくれたのを見せてくれた。

 

みんなで、集められた愛らしい品々を見ながら、それぞれのエピソードも聞きながら、文化の違いが楽しくて、場は盛りあがりっぱなしだった。

 

 

で、YOUは? と当然の流れで、君のブツも出せ、と迫られたが、

 

 

「ない」

 

「ずるいな」

 

「恥ずかしくなってくるだろう」 と、それぞれが愛らしい自分のブツをしまおうとしたので、

 

「違うんです」

 

失くしたの?

 

「違います。そもそも母子手帳どころか、病院で生まれてないんです」

 

えっ?

 

そこからはしかたない。

彼らには卓上のブツ以外のモノが想像できないだろうし、

 

応じてくれた彼らにサービス精神たっぷりの頼まれもしない私のマシンガントークがさく裂。

 

母に出産の時のエピソードだけでもと問うたら、の話から披露。

 

豚も牛もヤギも自分もお腹が大きくて、誰が一番だったか、牛が一番で、あなたが2番でヤギ、いや、豚・・・うーん、待ってよ。あなたがやっぱり末っ子よ。間違いない!

 

父親が取り上げたエピソード、さとうきびの収穫シーズンでいつもなら駆けつけられずはずの隣のおばちゃんたちが誰もおらず、旅で来ていたお姉さんらしき人と祖母と父のチームワーク下で生まれたこと

 

芝居まじりにしゃべり倒していくと、

 

「待て、へその緒は? 胎盤は?」

 

もう何十名も取り上げて来た素人だと手技も演じながら続けると、

母子手帳持参の青年たちは呆然とした顔で、

 

「本当に本当の話?」 と。

 

それからますます調子にのった私の川で洗濯していた話やランプの話や、自慢話が止まらない。

 

それ以来、リスペクトを込めて野人先生、と呼んでくれるようになった。

 

一年余りで全国へ散っていった同年齢たちだったが、島の不思議を短い時間の中でも知りたい、野人先生! と何かとリクエストしてくるようになった。

ある時、星を観に連れて行った。

 

途中、運転している車を静かに止めて車のライトを全部消した。

 

うわっ、どうしたの?

故障?

大丈夫?

 

しいー、とおおげさに芝居する。

 

自分だけ車から降りてみる。

 

誰も車から降りない。命の重みに誰よりも対峙している彼らは慎重だ。

 

真っ暗。

場所も不明。

足元も怖い。

南国の生き物は怖い。

恐ろしいほどの静寂。

しばらく数分・・・放置

 

闇って本当に闇なんだね。

 

島を離れるまで、彼らは、何度も何度も本当の暗闇体験をした、次元が体感が違った、と

 

 

それから坂を下り、浜で、「どうぞ」 と自分のもののように差し出した星空にみな絶句

 

天の川だ

北斗七星?

 

 

互いの文化ギャップを学んで、恵まれた時代に生きているね、ありがたいねえ、と

 

それでもあの頃、朝マックはなかった。マックはなかった。

 

 

時代はいつも動いている。

 

 

侍JAPAN お疲れさまでした。

侍JAPAN、残念。

 

それでも高橋投手の投げている姿を観れましたので、感謝です。

とっても兄にぃになって落ち着いて投げていました。

 

もう完全に身内モードの応援なので、心臓に悪いですが、成長が素晴らしく楽しみです。

髙橋選手が日本で投げている間に、応援したいと家人に伝え、計画しようか、と盛り上がっています。

 

実際、球場まで足を運んだのは、城島選手の応援に行った時くらい。

 

体調を崩したら迷惑になる、と刺激の強い場所は避けてきましたが、専門医にも巡り会い、ありがたいことに日常も安定して過ごせていますので、次男坊そっくりの高橋選手を応援しに行くぞ、を成し遂げたいと思います。

 

残念ながら、アメリカで投げる姿は拝めなかったので、久しぶりの女子会・珈琲タイムに出かけてきました。

 

スイッチを切り替えて、侍の皆様、これからも頑張って下さい。

 

野球がわからないおばさんでも夢中にさせてくれる大谷さんパワー、国宝ですね。

ありがたい存在です。

 

次世代は女子会で、髙橋選手の試合を観に行くのと、もう一個、大谷選手の試合も観に行きたい、それも企画して! とノリノリで話していました。

 

うっ・・・

父ちゃんに言って・・・

 

長男が小学生の頃、洗濯機傍に置いていたTシャツを洗濯機に放り込んでジャバジャバ洗った母ちゃん。

 

学校から帰ってきた長男の顔が真っ青に

 

「大魔神、ああ大魔神」

 

大魔神・佐々木投手のサイン入りの大切なTシャツを野球に無知な母ちゃんが洗ってしまったのさ。

 

気の毒な人がもう一人います。私の友人の息子さん、

 

「お母さん、あれ、あれイチロー」

 

それも洗われてしまったのさ。

 

イチローさんの練習風景も傍で観れて、声も聞けて、大魔神に頭も撫でてもらえて、そうなんですよ。

凄い方も日本にいて地方で練習していた超若い時代があったんですよね。

 

そこで、はっとなりました。

 

髙橋選手をまじかで応援できるチャンスをぼうと見逃すんじゃない!

 

そうです。彼もいずれは行くんです。気づくのがなんて遅いこと。

 

大谷さんが現役で投げて打って、そんな時代に生きている。歴史上の人の話ではない。アメリカでの今の話。

 

応援行くなら、今年でしょう! 次世代は吠える。

 

だから父ちゃんに言って・・・

 

女子会はそうとう盛り上がりました。

 

やる気がみなぎってきました。

 

侍たちに感謝です。